こんにちは、あかりです。
独身一人暮らし。保険は入っていますか?
独身なら保険を見直すのをおすすめします。
大きく分けて、保険には生命保険と医療保険の2種類があります。
生命保険は守る家族のための保険
生命保険は自分が亡くなったときに家族にお金を残す保険になります。
生きている間はまったくと言っていいほど自分には返って来ません。
独身の人は誰にお金を残すんでしょう?
親や兄弟?
家計を一緒にしていない限り、自立しているのであれば、生命保険を残す必要はないといえます。
医療保険は自分が怪我や病気をしたときの保険
医療保険は病気や怪我をしたときに支払う医療費を補填するための保険です。
掛け捨てタイプといわれるものが多く、病気や怪我をしなければ返ってこない保険です。
20代30代で深刻な病気にかかる人の割合は低いといわれていますが、怪我をする可能性もありますし、安心のために必要最低限の保険に入っておくのがいいでしょう。
払った保険は返ってくる!年末調整と確定申告を忘れずに!
とはいえ全額返ってくる(控除される)わけではありません。
上限も決められています。
でも、支払った保険料の額によって税金が安くなるというのは嬉しい制度です。
1年間に支払った保険料から、控除された分だけ安くなると考えると、医療保険にも入りやすくなりますね。
ちなみにですが、控除額が多少異なりますが、翌年の住民税も安くなります。
これらの控除は、自動的には行われません。
自分で申請しないと適用されませんのでご注意を!
保険会社から郵送で来た書類を会社員なら年末調整のときに提出します。
自営業の方なら確定申告時に提出しましょう。
覚えておこう『高額療養費』
健康保険から、高額療養費という給付があるからです。
「高額療養費」とは、1カ月に自己負担する医療費の上限を定めて、それを超えた分を給付されます。
上限額は年齢(70歳未満か70歳以上か)と年収によって決められています。
年収約370万円以下の場合約6万円です。
なんて素敵な制度でしょう。
急な入院でも医療費を心配しすぎず、治療に専念できますね。
なので独身のかたは、保険は入りすぎないのがおすすめです。
高額療養費の盲点
先進医療にかかる費用は健康保険が使えず、高額療養費の対象になりません。
食事負担も高額療養費の対象になりません。
また、高額療養費は1ヶ月にかかった医療費という決まりがあります。
「1ヶ月」とは、10月1日から10月31日など、その月の1日から月末までになります。
病院に入院してから1ヶ月という意味ではありませんので、入院があらかじめ決まっている人は入院時期を病院と相談して調整してもらいましょう。
それでも心配なら都道府県民共済がおすすめ
でもやっぱり入っておかないと心配という人には都道府県民共済がおすすめです。
都道府県民共済は名前のとおり各都道府県にある非営利団体による保険です(残念ながら1部の県は行っていません)。
非営利なので保険料も他より安く、保険の内容は必要十分なものになっています。
基本の掛け金は月々2000円くらいなので、入りやすいのではないでしょうか。
また、年に一度決算を行い、契約者が支払った掛け金から事業経費等を支払い、余ったお金が発生すると『割戻金』として契約者にお金を返還してくれます。
割戻し率は各県によって異なりますが、20%~40%とさまざまです。
各県によって違いはありますが、素敵な仕組みですよね!
まとめ
ここまで、独身一人暮らしの保険加入は必要かというお話をしてきました。
皆が入っているとなると人間は不安になるものですが、これでも不安でしょうか?
自分は都民共済に入っていますが税金の控除はあるし、住民税も安くなってとても安心して生活しています。
大きな病気のときは高額療養費制度と都民共済もあります。
アラフォー近くなってきたらがん保険もつけようと思っていますが、それでも5000円いきません。
万が一、結婚しても医療保険は都民共済にするでしょう。
もし迷っているなら参考にしてみてください。